ヤギに羊に妖怪?お楽しみイベント盛りだくさん!

秋も一箱古本市2008の開催も、ついに今週末に迫ってまいりました。週間天気予報を見ては、一喜一憂する日々。土曜日の傘マークが気になるけれど、不思議と晴れのイメージしか浮かばないのです。だからきっと大丈夫。みなさんもとびきりの快晴をイメージしていてくださいな。

さて、今日は秋も一箱古本市を彩る「お楽しみイベント」を一挙紹介!併せてまちのイベントもご紹介します。

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光源寺
日本物怪観光(ニホンモノノケカンコウ)提供『物怪図書館』
日本物怪観光所蔵の物怪図書を閲覧できる、妖気漂う一日限りの図書館です。テーマとなる書籍は、江戸時代の画師・鳥山石燕の画集「画図百鬼夜行」から「百器徒然袋」、柳田国男「妖怪談義」や児童書の「怪談レストラン」シリーズなどなど、手にしたとたん、背筋がひやっとする妖しい本ばかりです。「未来妖怪図鑑」のスライドショーもあります。
会場となる建物は、水族館劇場のテント芝居で使われた、銀杏堂写真館。それがいったいどんな風に生まれ変わったのか、どうぞご自分の目で確かめてみてください。

●「じゃんぼ」の街頭紙芝居 13:00/15:00
紙芝居師「じゃんぼ」こと、おかむらりよさんによる、懐かしの街頭紙芝居。公演前には、はなまるせんぺいや水あめを使った「動物お絵かき教室」、お楽しみクイズもあります。ちびっこ集まれ!

●B−ぐる記念乗車券プレゼント
芸工展2008」のパンフレットをお持ちになって光源寺へいらしてくださった方、先着150名様に、文京区コミュニティバス「B−ぐる」の記念乗車券をプレゼントします。北は六義園、南は東京ドーム、小石川後楽園まで行けちゃいます。(使用期限は今年いっぱいなので、ご注意ください)

●メリーさんの奇妙な果実
中村正さん扮するヤギのメリーさんがヤギの人形を作り出す、楽しくてちょっとシュールなライブパフォーマンス。「奇妙な果実」というタイトルは、ビリー・ホリデイの歌と関係があるとかないとか。作った作品はその場で購入することもできます。(作成に間に合わなかったので、チラシには載っていませんが、境内にヤギがいてもびっくりしないでくださいね)

●かんのん楽市
古道具、雑貨の販売から、カフェ、刃研ぎまで、個性的なお店が光源寺の境内に集まります。古本探しの合間にいっぷくどうぞ。

<出店者>
カフェ・ヒナタ屋(12日のみ)
好評ジンジャエールのほか、ホットドリンク、新作お菓子も販売します。

ハト商店(12日のみ)
あなたの描いた絵で、ちっちゃな缶バッチを作ってみませんか?

BROCANTE 古道具 豆子
使いこまれて味の出た雑貨や小物、オリジナル商品が並びます。

つるぎ堂
活版印刷で作ったメッセージカードやポストカード、ノートなどを販売。名刺等のご相談、注文も承ります。

萬福亭(14時頃開店)
温かいチャイを販売。カルダモンの爽やかな香りと生姜のすっきりした風味を効かせたレシピです。

198 Queen st. Kingston
現在はまだ実店舗を持たない“オーダーメイドの花屋”が登場します。

ステンドグラス工房 時屋
雑司ヶ谷から出張。オリジナルのステンドグラス作品が並びます。

・古布きんちゃく木村
ひとつひとつ心をこめて作ったポシェットバッグなど、華やかなちりめん巾着がたくさん!

・めーちゃん
小学生姉妹が毛糸で作る、羊の人形「めーちゃん」を販売します。

雑司ヶ谷キャッツアイ
手作り品などのフリマをします。

・いっぷく堂
がらくたを販売します。

リコシェ
オリジナルしおりなど、本にまつわる雑貨を販売します。

旅猫雑貨店
旅するくろねこ“旅猫”が、楽しい和雑貨をとりそろえてお待ちしています。

不思議(12日のみ)
どこか懐かしい古道具や古本を販売します。

刃研ぎ堂
路上刃研ぎ師見参!昔ながらの砥石で刃物を研ぎます。

・駄菓子 青秋堂
紙芝居には駄菓子。ということで、ひっそり開店いたします。


 
宗善寺
TOKYOBIKEのレンタサイクル
東京の街を走るために作られた「トーキョーバイク」を、1台につき3時間500円でレンタルします。これで谷根千の街をすーいすい。貸し出し時に保証金5000円をお預かりしますが、こちらは返却時に全額お返しいたします。台数には限りがあるので、お早めにどうぞ。



ライオンズガーデン谷中三崎坂
●街のイベント盛りだくさん
毎年恒例、大円寺の菊まつりや、谷中まつりへはこちらからすぐです。どちらも10月11日(土)、12日(日)の開催。菊まつりでは、菊人形の展示や縁日が行われます。そして谷中まつりの会場のひとつ、防災広場「初音の森」には、ぬわぁんと炎神戦隊ゴーオンジャーが登場!(防災広場に「炎神」なんて呼んでしまって大丈夫なんでしょうか?)各会場のイベントスケジュールはこちらから。



芸工展
秋も一箱古本市2008は、芸工展に参加しています。「まちじゅうが展覧会場」のコンセプトどおり、芸工展期間中は、街のあちこちに芸工展の目印がぶら下がり、とてもにぎやか。芸工展ガイドマップを片手に、秋のお散歩を楽しんでみてはいかがですか。
なお秋も一箱古本市2008では、景品ラリーを開催しません。代わりに、芸工展のスタンプラリーをお楽しみください。

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と一気に書いてみると、ずいぶんたくさんのお楽しみがありますね。私たちも今から心待ちにしています。
ところで、古書ほうろうの日々録に、なんとも機能的ですっきり見やすい秋も一箱古本市2008の紹介が載りました。すごい、あの地図。機械音痴の私たちにでも、簡単にできるのでしょうか……。


*『物怪図書館』工事中の様子(10月4日)