台湾のはなし

 トークこぼれ話

トークイベント【臺灣環島鐡路旅遊〜鉄道で台湾一周の旅〜】は、おかげさまで無事に終了いたしました。たくさんのお運び、どうもありがとうございました。 私はもちろん、鉄師匠・板谷さんにとっても、実はこれが初めてのトーク。どうなることかと思いました…

 集集線の旅 こぼれ話

雨を振り切るようにして、台中に帰り着いた私たち。夕食は「香蕉新楽園」というレストランでいただくことにしました。英語にすると、「バナナ・ニューパラダイス」。いったいどんなところなのでしょう。 出迎えてくれたのは、青いディーゼル車。日本東急製の…

 集集線の旅 その3

黒い雲と追いかけっこをするように、集集線は走ります。途中の踏切で手作業によるポイント切り替えを目撃しました。1時間半に1本しか走らないローカル線ならではの風景です。 おじさんが歩いて行って……どっこいしょ! 15:11、集集線の起点である二水に到着…

 集集線の旅 その2

集集線・集集の駅前広場にはSLが展示され、ちびっこたちが群がっていました。駅舎の修復といい、町のひとたちの鉄道愛を感じさせます。 ですが、ここでも私たちに与えられた時間は1時間半。14:37の列車を逃すと、次は16:00まで待たねばなりません。という…

 集集線の旅 その1

往来堂書店で開催中の「台湾<家跡>写真展+建築の本フェア」も、あと数日。せっかくなので、家跡を探し歩いた夏の台湾旅行のことを少し書こうと思います。 今夏の台湾旅行には、家跡探しのほかにもうひとつ、「集集線」に乗るという目的がありました。集集…

 台湾<家跡>写真展+建築の本フェア

春につづき、秋も第二の故郷・台湾の写真展を開催させていただくことになりました。台湾が好きな方はもちろん、散歩や旅が好きな方、建築が好きな方、そして鉄道が好きな方にも楽しんでいただけたらうれしいです。ご好評いただいたチャリティ絵はがきの新作…

 謝謝大家!(みんなありがとう)

はじめての「台湾<家跡>写真展」は、無事に終了いたしました。お越しくださったみなさま、励ましの言葉をくださったみなさま、そしてなにより、ふたつ返事で場所を提供してくださったO店長はじめ往来堂書店スタッフのみなさま、どうもありがとうございま…

第二の故郷・台湾を旅していると 壁に残された家々の跡が ときにひそやかに、ときに情感豊かに語りかけてくる景色に あちこちで出会います。 まるで地層に残された化石のように 降りつもる星霜を刻んでゆくその姿に 私は<家跡(かせき)>と名前をつけまし…

 キャンバスになった<家跡>

台北より台湾高速鉄道(略して「高鉄」)で南へ下ること約1時間40分、初めて降り立った台南の町は、<家跡>の宝庫でした。しかしそれは、古い建物がどんどん姿を消しているということでもあります。日本人をしてしばしば「台北よりもさらに懐かしさを覚える…

 台湾人の美学?

千駄木は往来堂書店で開催中の「台湾<家跡>写真展+旅の本フェア」は、本日6日目を迎えました(あ、フェアはもっと長いですね)。足を運んでくださったみなさま、ありがとうございます。せっかくなので、こちらのブログでも台湾<家跡>写真を何点かご紹…